JBL Model 2370Aは、公称カバレッジパターンが水平90°×垂直40°のコンパクトな Bi-Radial® ホーンです。水平面において、630 Hzから16 kHz超まで、オンアクシス・オフアクシスともに均一な周波数特性を実現します。ホーンの垂直方向のマウス寸法を小さく設定しているのは、周波数が高くなるにつれて垂直方向のカバレッジパターンを徐々に狭めるためです。これにより、水平面におけるホーンの周波数特性が音響的にイコライジングされ、すべてのコンプレッションドライバーに見られるパワーレスポンスの低下が補正されます。垂直方向のパターンを一定に制御する必要がある場合は、2370Aを2台以上積み重ねることで、Bi-Radial® 本来の性能を再現できます。
このホーンは水平方向の指向特性が極めて安定しているため、従来のホーン設計に起こりがちな中域での指向角の狭まりや高域のビーミングといった問題を解消します。さらに、2370Aは性能を高い精度で予測できるため、クラスター設計を大幅に簡素化できます。ホーン同士の重なりを最小限に抑えられ、ローブ現象やコムフィルター効果もほぼ解消されます。


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