VTXシリーズ システムインテグレーション
トータルなシステムインテグレーションとサポート
VTXシリーズがご提供するのは、単なる製品ではなく、専門知識に裏打ちされたシステムです。システム設計ツールから、VTXシステムの解析、構成、セットアップ、コントロールに必要なあらゆるコンポーネントまで、そのすべてがトータルなシステムインテグレーションとサポートに対するJBLの取り組みの一環です。世界中のどの会場でも、最大限の効率と最高水準のパフォーマンスを実現することを目指しています。

Crown® Audio VRack
VRackは、Crown ITech HDシリーズのパワーアンプ3台、電源入力パネル、専用設計の入出力パネルを搭載した、ツアー向けの堅牢なラックです。VRack 12000とVRack 4 x 3500の2つの構成があり、それぞれIT 12000HDを3台、IT 4 x 3500HDを3台搭載しています。
VTXシリーズのエンクロージャーを最適にドライブし、処理することを保証する標準パッケージならではのパフォーマンス面の利点に加え、VRackはVTXネットワークパートナー間でのクロスレンタルにおける互換性も確保します。また、VRackはすべてのコンポーネントを搭載し、内部配線を完了した状態で供給されるため、手間のかかるラック構築が不要であるうえ、接続ミスの心配もなく、接続トラブルの可能性も大幅に低減します。
Crown Audio I-Tech DriveCore™ Series
I-Tech DriveCoreシリーズのアンプは、サウンドリインフォースメントの限界に挑むアンプ技術を、数十年にわたり開発・改良してきた成果です。その歩みは1967年、比類のない信頼性を備えた世界初の高出力ソリッドステートアンプから始まりました。そして現在は、4系統の入力をあらゆる出力(アナログ、AES3、VDrive、CobraNet)へルーティングできる、ツアーサウンド向けとして初のアンプ、新しいI-Tech 4 x 3500HDへと受け継がれています。
I-Tech HD DriveCoreシリーズは、8件の特許(うち3件は電源部のみに関するもの)と、アンプ業界初の統合型TFT LCDフルカラータッチスクリーンを備えています。PFC搭載のスイッチング電源とCrown特許取得済みのClass I出力段を採用し、高出力時と低出力時の双方で高い忠実度を実現するとともに、排熱を抑えた高効率と、比類のない信頼性を提供します。

VRack 12000、VRack 4 x 3500の構成
VRackは、単なるアンプラックではなく、システムを構成するビルディングブロックとしてお考えください。VRack 12000を1台追加するたびに、V25とVTXサブウーファーを推奨比率の3:2で駆動できるビルディングブロックが加わります。一方、VRack 4 x 3500は、VTX V25を6台駆動するためのビルディングブロックとなります。

JBL Line Array Calculator
JBL Line Array Calculatorは、ユーザーが指定した会場でのスピーカーシステムのパフォーマンスを高精度に予測する音響シミュレーションソフトウェアです。必要なキャビネット数、各キャビネットの角度、設置パラメーターに加え、JBL Line Array Control Panelのイコライゼーションインターフェースを使用して、回路ごとのゲインシェーディングや周波数別のレベル傾斜(テーパリング)も決定できます。
JBL HiQnet Performance Manager™ Software
JBL HiQnet Performance Managerは、ツアーおよびシアター向けのサウンドエンジニアリング専用に設計されたソフトウェアです。プロフェッショナルグレードのオーディオシステムインテグレーションに対応する接続・コントロールアプリケーション、HiQnet System ArchitectTMの用途特化型バージョンにあたります。
Performance Managerインターフェースには特許取得済みのワークフローが採用されており、システム設計者をシステムの設計、構成、コントロールまでの一連のプロセスへと導きます。全体の流れは、多くの点でシンプルなステップバイステップのウィザードのように進みます。
Performance Managerのワークフローは、アレイテンプレートから始まります。テンプレート内の各アレイでJBL Line Array Calculatorを実行し、パッシブまたはパワードのスピーカーモデルをワークスペースに直接追加できます。いくつかの構成パラメーターを設定すると、必要な台数のアンプラックが自動的に追加されます。アンプのチャンネルは、アレイ図上に重ねて表示されるバンドパス入力に直接関連付けられるため、アンプのコントロールはすべてアレイ上から行えます。ネットワーク構築は、ドラッグアンドドロップだけの簡単な操作です。テスト、チューニング、キャリブレーション用のコントロールインターフェースはすべて組み込み済みのため、コントロールパネルの設計に時間をかける必要はありません。さらに、専用のショーモードには、本番の運用に必要なモニタリングとコントロールの機能がすべて揃っています。
