
JBL Variable Line Array(VLAi)シリーズは、従来のスピーカー設計では届かなかった遠距離まで、迫力あるサウンドリインフォースメントを実現する革新的な大型スピーカーです。モジュラー設計により、システム設計者は大規模会場向けの大型ラインアレイシステムを構築できるだけでなく、分散クラスターとして使用する小規模なラインアレイシステムも設計できます。JBL VLAiシリーズは、均一なカバレージ、高い明瞭度、非常に高い音圧レベルが求められる常設設備用途向けに設計されています。
JBL VLAiシリーズは、3種類の水平ホーンカバレージパターン(30°、60°、90°)に対応した、6種類の大型ホーンロード型モジュールで構成されています。このホーンロード型のモジュラーコンセプトにより、設計者は垂直指向性を維持したまま、カバレージの広いモジュールや狭いモジュールを組み合わせて、垂直アレイ内の水平パターンを柔軟に変更できます。
JBL VLAiシリーズには、特許取得済みのDifferential Drive®テクノロジーを採用した、実績のあるJBLコンポーネントを使用しています。中域と高域のセクションは、最大限の感度と最適なパターンコントロールを実現するため、ホーンロード型としています。中域セクションには、口径8インチのコーンと3インチ・デュアルボイスコイルを備えた2169Hコーン型ミッドレンジ・コンプレッションドライバーを搭載しています。高域セクションには、3インチボイスコイルを備えた大型の2432Hコンプレッションドライバーを搭載しています。低域セクションには、JBLの2265H-1 Differential Drive®デュアルボイスコイル/デュアルギャップ15インチウーファーを搭載しています。このウーファーは、ネオジム磁石と非常に堅牢なコーンを採用しており、長寿命を実現します。
エンクロージャーには、厚さ16mm(5/8インチ)の外装用12プライ・バーチ合板を使用しています。グリルは、粉体塗装を施した14ゲージの穴あきスチール製で、音響的に透過性に優れています。屋外用途に向けて、JBLは2種類の標準的な耐候仕様を用意しています。WRCは、直接の風雨にさらされない場所に設置する屋外用途向けです。WRXは、直接風雨にさらされる環境や、より過酷な環境向けです。
注記:2018年半ばにVLAの改良が行われ、改良を示すために各モデル名に「i」が付加されました。「i」付きモデルでは、以下の点が改良されています。
- アレイを組みやすいよう、エンクロージャーを簡素な長方形の形状に変更。
- トランスデューサーを刷新し、性能を向上。低域の再生帯域と出力の向上、高感度化、許容入力の増大、放熱性の改善を実現。
- リニアフェーズ処理を可能にする高度なFIRフィルターにより、全帯域で位相特性を改善し、アレイ性能を向上。
- 密閉式のターミナル部の採用により、ケーブル長のカスタムオーダーが不要に。
VLA Series | Large Format Models 製品