JBLのエンジニアは、低域用トランスデューサーの耐入力を高めると同時にパワーコンプレッションを抑えるため、ボイスコイルの熱を空気へ直接放散させる独自の冷却方式「Vented Gap Cooling(VGC™)」を開発しました。この方式では、磁気ギャップに空気を送り込み、ボイスコイルの表面から周囲にかけて直接空気を流すことで熱を速やかに逃がし、動作温度を低下させます。これにより、パワーコンプレッションが直接的に改善されます。
JBLのエンジニアは、コンピューターを活用した新たな磁気回路の最適化・解析技術を用いることで、マグネットの重量、磁束密度、磁気飽和をそれぞれ最適化し、ドライバー全体の大幅な軽量化と高調波歪みの低減を実現しました。この新しい磁気回路は、高額なコストを伴わずに、レアアース(希土類)マグネットを用いた磁気回路の軽量化のメリットを多く備えています。