JBL Professional、VTXシリーズにB35カーディオイドサブウーファーを追加
2026年06月15日(月)
INFOCOMM 2026(ブース #8124)– ラスベガス — オーディオ、ビデオ、コントロール、ライティングシステムの世界的リーダーであるHARMAN Professional Solutionsは本日、JBL Professional VTXシリーズの拡充として、コンパクトなカーディオイドサブウーファー VTX B35およびVTX B35Gを発表しました。従来のカーディオイドサブウーファーアレイの設置が難しい用途でも低域の指向性を制御できるよう設計された新サブウーファーは、確かな低域コントロールと、コンパクトで導入しやすい筐体を両立しています。VTX B35はVTX A12とメカニカルな互換性を備えており、混在アレイをすっきりと構成できます。さらに、ツーリングおよび固定設置向けの柔軟な低域ソリューションとして、VTXシリーズのエコシステムを拡充します。
「B35により、システムデザイナーやレンタル事業者は、従来のカーディオイドアレイの設置が難しい環境でも、より現実的な方法で低域をコントロールできるようになります」と、HARMAN Professional Solutionsのパフォーマンスオーディオ担当プロダクトマネジメントディレクター、George Georgallisは述べています。「また、B35をVTX A12アレイの真上にフライングできるため、グラウンドスタック用のサブウーファーを置くスペースが限られている、あるいは確保できない用途で、A12システムの導入の自由度がさらに高まります。」
VTX B35は、カーディオイド特性を単一のエンクロージャーに統合し、後方へのエネルギーを抑えながら、低域のカバレージを客席に集中させます。後向きのキャビネットを追加したり、複雑なアレイ間隔を設定したり、現場でサブウーファー構成を組んだりする必要がないため、B35は導入を簡素化します。設置スペース、トリムハイト、リギング容量、建築上の制約により従来のカーディオイドサブウーファーの手法が使えないプロダクションや設置にも、実用的なソリューションを提供します。
システムの中核は、前後に配置した3基の15インチJBL Differential Driveウーファーです。前向き2基、後向き1基のドライバーで構成され、各セクションを専用のアンプチャンネルと最適化されたプリセットで独立して駆動することで、予測しやすいカーディオイド指向性を実現します。32 Hzまでの低域再生能力と、サイズに対する高い出力により、VTX B35は、ツーリングプロダクション、フェスティバル、アリーナ、礼拝施設、パフォーマンス会場、固定設置に適したコンパクトな設置面積のまま、パワフルな低域性能を発揮します。
VTX B35はVTX A12ラインアレイとメカニカルな互換性があり、アダプターフレームなしでB35の真下にA12を吊り下げて、混在アレイをすっきりと構成できます。また、新しいA12 Array Frameや現行のA12 Suspension Barなど、VTX A12のリギングアクセサリーとも組み合わせて使用でき、ツーリングと設置の両方で、フライング、スタンドアローン、ハイブリッドの各構成に対応します。B35Gは同じ音響設計と性能を備えながら、ツーリング仕様のリギングを省いており、グラウンドスタック専用の用途や固定設置に適しています。
VTX B35シリーズは、Venue Synthesis、Array Link、Performance Managerを含むJBLのソフトウェアエコシステム全体と連携します。システムデザイナーは、シミュレーション、導入、最適化、システムコントロールの各ワークフローを単一のエコシステムで効率化できます。Electronic Delay Steering(EDS)計算ツールをはじめとするサブウーファーアレイ向けの統合ツールにより、大規模な分散型サブウーファーアレイを迅速に最適化できます。
主な特長:
統合型カーディオイドコントロール
VTX B35は、前後に配置した3基の15インチJBL Differential Driveウーファーによる固定式カーディオイド構造を採用しています。前向き2基と後向き1基のドライバーは、専用のCrown I-Tech HDアンプチャンネルでそれぞれ独立して駆動されます。最適化されたプリセットにより、サブウーファーキャビネットの追加や複雑な導入手法を必要とせずに、予測しやすい後方の抑制と、前方に集中した低域エネルギーを実現します。
設置条件が限られる現場に適した実用的なソリューション
VTX B35は、専用設計のコンパクトなエンクロージャーでカーディオイド性能を実現します。ステージスペース、トリムハイト、ステージ下の高さ、リギング容量、輸送スペース、建築上の視界などの制約により、従来の複数キャビネットによるカーディオイドアレイ構成が難しいプロダクションや設置に最適です。
VTXシステムのために設計
フライング対応のVTX B35は、VTX A12ラインアレイおよび既存のVTXリギングアクセサリーとメカニカルに連携し、混在アレイ、フライング、ハイブリッドの各構成に対応します。VTXシリーズ共通のベースプレートにも対応しているため、VTX Aシリーズのラインアレイ製品と並べたグラウンドスタック構成も可能です。音響面でも、B35はすべてのVTXフルレンジシステムや他のVTX Bシリーズサブウーファーとシームレスに連携し、複数のサブウーファータイプや構成を単一のシステム内で組み合わせることができます。
2つのモデル、1つの音響プラットフォーム
VTX B35には、導入の自由度とシステム統合性を最大限に高めるツーリング仕様のリギングが一式付属します。一方、B35Gには、固定設置やグラウンドスタック用途に向けて、M10 Quick Link™ アイボルトが16個付属します。両モデルとも、音響設計、アンププリセット、性能特性、シンプルなNL4配線は共通であり、あらゆる用途に柔軟に対応します。
ソフトウェアと連携するワークフロー
VTX B35は、Venue Synthesis、Array Link、Performance Managerを含むJBLのソフトウェアエコシステム全体と連携します。JBL VTXシリーズのシステム全体にわたり、システムのシミュレーション、機構面の検証、導入計画、チューニング、モニタリング、コントロールの各ワークフローを効率化します。
プロフェッショナルな製造品質
屋外使用に対応したバルチックバーチ合板を使用し、JBL独自の耐衝撃性DuraFlexコーティングで仕上げたB35は、過酷なツーリングや設置環境に耐えるよう設計されています。ステンレス製グリル、耐腐食性ハードウェア、IP55等級の保護性能により、屋内外を問わず長期にわたって高い信頼性を確保します。全モデルにJBL Professionalの5年保証が付きます。
詳細情報
詳細および仕様については、以下をご覧ください: